奄美映像フェスティバル 第2回奄美映像フェスティバル
2012年2月
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2009年08月07日

稲刈りとハブそして稲妻

 先週のリベンジならぬ、いよいよ稲刈り本番。今年も子ども達の歓声で賑わっている。この時期はいつも夏休みにあたるので、ホストファミリーはじめ、参加者はほとんど皆子どもや孫を連れてやってくる。

稲刈りとハブそして稲妻


 テントに荷物を置いて一息ついていると、捕り物騒動の真っ最中。
 つがいなのか二匹のハブが頭を赤く染め、息も絶え絶えにもだえ苦しんでいる。腹はぷくーっと膨れあがり、餌を飲み込んだばかりの様子。危険だからと子ども達は田圃からあげられ、しばしハブの観察会に早変わりとなった。



 これまでこの田圃でハブが出たのは、開墾以来だという。米を食べに来たネズミを狙ってやってきたんだろう。さぞ今年の米は美味しいに違いない。

 刈った稲を干し終わり、海辺でバーベキュー。恒例の食後のスイカ割りの頃には突然の雨に見舞われた。雲が低く立ち込め、今にも竜巻が起こりそうな雲行きだ。

 稲光が起こった。
 今日のような屋根つきの場所がなければ散々なことになったが、水着同然の服装になりふり構わず、肉やスイカにかぶりつく。
 稲光。稲妻。
 どれも稲という字がついている。しかも、雷という字は、田圃に雨。
 田圃で稲妻が轟くと美味しい米ができるという。稲妻によってもたらされた電気にイオンが発生し、空気中の有用な成分をそこに取り込み、雨となって降らせることも科学的に解明されているそうだ。昔の人はそれを自然に認識していたのだろう。改めて日本の自然の恵みと豊かさに感謝する。

 昨年の三分の一しかないという今年の出来高は、米十二俵。ネズミとハブに稲妻と三拍子そろった今年の黒米を早く堪能したいものだ。

稲刈りとハブそして稲妻

※写真左は私、右は沖縄から日本一周で奄美大島を訪れていたシッキーさん。今頃は雲仙を走行中。


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Posted by しまあそび at 09:15 │Comments(4)
この記事へのコメント
はいさい! やっとでブログみつけました! ただいま島根の浜田というところです。 夜中は周りが見えないくらい霧がかかってました。 今日は鳥取につけるかな?
Posted by シッキー at 2009年08月11日 08:43
シッキーさん、はいさ~い!
そちらは台風や長雨で、道が悪くなるので、くれぐれも、大道をいってくださいね!
Posted by 御印かなし at 2009年08月11日 14:37
こんにちは!
えっ?左側がいつもおとなしそうにみえる(?)御印かなしさん??働きものですね~
毎日奄美のことを考えてしまいます、冬に行く予定~どうそまたまたまたよろしく♪
Posted by ふ~ at 2009年08月11日 18:24
ふ~さん、
えっ? おとなしくしてますが…^^慣れない仕事なので、草負けして見事にかぶれました~。まじアレルギーかも…。家に持ち帰た稲わらにも、反応しているのかしら、トホホ。
そうですよね、今から旅支度わくわくしますね、今度はさらにゆっくりお話したいです。今年もチャレンジ、あるのみデスよ☆
Posted by 御印かなし御印かなし at 2009年08月12日 09:25
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