フェリーでの帰省

しまあそび

2010年01月03日 15:16

明日から仕事初めなので、今日で与論を引き上げました。

混雑を予想して一般の2等大広間を避けて洋室を予約していたのは正解でした。

マリックスライン(株)が鹿児島~沖縄間を運航する新造船クイーンコーラルプラスですが、500円増しでゆっくり休めるのは助かります。

同区間を運航する船会社に大島運輸があります。
奄美大島から沖縄へ帰省するのにこの航路を使うと、朝6時に出て夜8時に那覇着となり1日つぶれてしまうし疲れるので、与論までは行けても、よほどのことがない限りほとんど使いません。

東京~沖縄間を運航するマルエーフェリー(株)のフェリーありあけが、名瀬を夜9時前に出て、那覇に翌朝8時に着くのでよく利用します。

しかし昨年11月、座礁事故を起こし解体を待つことになってしまい、利用客の一人として非常にショックでした。

同社の大阪~沖縄間のフェリー琉球エキスプレスを使うにしても、夜行便は鹿児島行きのように毎晩ないのに、ますます少なくなってしまいました。
そんな事情もあって、帰省する立場でこうですから、沖縄から奄美大島へ旅行に来るには、ますます遠い存在になっていると思います。

旅行ならまだしも、生活の足となって東京便の特に貨物便を利用していた方にとっては大打撃です。

奄美の島々にとってフェリーはまさに生活になくてはならない命綱です。

さらにこの4月から鹿児島空路の機体小型化が始まることを踏まえ、今後奄美と沖縄が対等の立場で提携しながら文化経済活動を行おうとするならば、交通網の整備は必須だと思います。
しかしそう思うのはまだ少数派でしょうね。
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