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2011年09月25日

奄美地区労働組合総連合創立10周年

奄美地区労働組合総連合創立10周年

先日、奄美地区労働組合総連合(奄美地区労連)の創立10周年レセプションに新ふじんとして参加してきました。

私は地区労連のメンバーではありませんが、新ふじんの行動と連動している中でみた地区労連は、様々な署名や陳情活動、平和行進やメーデーなどを行っている団体というイメージでした。

とくに一目に値する活動は、名瀬測候所存続を求める陳情署名活動です。

全国的な経費削減の動きの中で既に閣議決定していた中で、当時その陳情に対して市議も県議ももう無理といわれていたところ、徳田毅衆議院議員を紹介議員として陳情し、閣議決定を覆すほどの活動へ展開したことです。
その甲斐あって、昨年の奄美豪雨災害では、名瀬測候所とあまみエフエム、しーまブログが連動し、被害をあれだけに抑えられたことはご存知のとおりです。
今日の報告やあいさつをきいて改めて感慨深く感じました。


島は一人親方の零細企業がほとんどです。
あるいは限られた従業員だけで責任ある仕事を任され、代わりの効かない環境で必死にがんばっている事業所も多いでしょう。
逆に、多くの職員を抱えながら、組合を組織しない事業所もあるとききます。

かえって労働組合に入っていない人の方が多いかもしれませんね。
私自身も勤め人を通算17年やってきましたが、労働組合のある職場にいたことはなかったので、正直あまりピンときませんでした。

しかしこの会に出席してみて、職場や業種を越えて地区労連でつながっている良さをみた思いでした。
なんでも、全国で地区労連がなかったのは鹿児島県を含めてワースト数県だったそうで、どの県が最後になるかという争いだったそうです。
どこが最後だったか気になりますが…。

同じ労働者として業種を越えて同じ悩みを持つ人同志で連帯の輪が広げられたら素晴らしいと感じました。

地区労連の10年間の活動がスライドで紹介されていた中で「労働相談」に目が留まりました。
地区労連は事業所単位だけではなく、個人加盟もできるそうです。
奄美版ユニオンといったところでしょうか。

私の奄美来島10年と地区労連10周年が妙にリンクして、不思議な縁を感じたひとときでした。



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Posted by しまあそび at 09:32 │Comments(0)新ふじん
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